トリオ・ダンシュ・フロイデのリハーサルin東京(7月18日) (トリオ・ダンシュ・フロイデ)2014/07/29 08:51


皆さんこんにちは。
トリオ・ダンシュ・フロイデのファゴット井上です。

僕は普段は読売日本交響楽団首席奏者としてオーケストラを中心とした演奏活動をしていますが、今回「せんくら」で参加しますのは、木管三重奏団「トリオ・ダンシュ・フロイデ」というたった3人のユニットです。

木管三重奏はオーボエ、クラリネット、ファゴットの3つのリード楽器からなるトリオです。
この「トリオ・ダンシュ・フロイデ」が生まれたのは3年前の霧島国際音楽祭でした。
仲良しの3人が集まって演奏してみたらとても良いサウンドになったので、それ以降毎年コンサートを重ねるようになりました。
そして一昨年には東京で、昨年は始めて「せんくら」で演奏させて頂く機会を得ました。
私たちにとって今回は二度目のせんくらでのコンサートになりますが、メンバー一同とても楽しみにしています。

さて、今回は7月末から始まる霧島国際音楽祭で2回あるトリオ・ダンシュ・フロイデのコンサート・リハーサルがありました。
今年はNHKで大人気となった連続ドラマ「あまちゃんのテーマ音楽」や「潮騒のメモリー」を始め、多くの新曲を引っさげてコンサートに登場します。
これらの音の配置や楽器の割り振りなどを色々と音を出して試しながらベストなサウンドを見つけていく地道な作業が必要なので、結構時間がかかります。

今日も4時間半のリハーサルがあっと言う間に終わってしまいました。
「オーケストラリハーサルだと1時間がなかなか過ぎないのに、トリオだと4時間があっという間なのは何でだろう?」という軽い3人共通の疑問を持ちながら帰途につきました。

皆さんに楽しんでもらえるプログラムをどんどん見つけていきますから皆さんも楽しみにしていて下さいね。


トリオ・ダンシュ・フロイデ
ファゴット 井上俊次