島の美術館コンサート(吉田浩之)2014/07/27 09:07


先日(7月19日)、広島県呉市下蒲刈島の蘭島閣美術館コンサートで歌ってきました!
タクシーで、安芸灘大橋を渡り、初めて瀬戸内の島に入りました。
予報では雷雨でしたが下蒲刈島は快晴。
何もかもに陽の光が注いで、きらきら輝いてました。

波穏やかな海沿いの道を走ること5分、本番の演奏会場、蘭島閣美術館に到着しました。
その昔、朝鮮通信使を日本の玄関口として迎えた松濤園と近接しており、重厚な木造で、その中心には檜をそのまま一本使った柱が存在感を持っており、中々素敵な造りの建物です。。
美術館ですので、コンサートのために会場設営が必要ですが、開演二時間ほど前には、いつの間にか何人かのボランティアの方々が集まって楽しそうに準備をされていました。
しばらくすると、中々素敵なコンサート空間が出来上がりました。

本番が始まり、まず驚いたのが、、お客様たちの気さくで明るい反応!!
舞台と客席が実際に近かったのですが、曲間でのお話の時も、普段のように話しかけていただいたので、、、最初は少し戸惑いましたが、
お客様方がとても楽しんでおられるのがすぐに伝わってきましたので、
こちらもリラックスでき、一緒に楽しむことが出来ました。
案の定、この日は私も絶好調のうちに終演することが出来ました。

この島に1歩足を踏み入れてから最後の歓迎会まで、本当に皆さまに暖かく接していただいて、元々海の近くで生まれ育ったということもあり、何だか自分の故郷に帰ってきたような心地良さを覚えました。
まるで島全体に歓迎されている様で、癒される一日となりました。

美術館のスタッフの方には、私の少々無理なお願いや相談にも快い完璧な対応で、色々と助けていただきました。
またボランティアの方たちにも大変お世話になりました。
思いやりに満ちあふれたおもてなしをいただき、島の皆さま全員に心から感謝申し上げます。
そして、皆さん本当にこの島がお好きなんだなあ、、と思いました。

本当にありがとうございました。一生忘れません!

このブログをご覧の皆さまも是非、下蒲刈島へお出かけくださいませ!

では、また明日!!



吉田浩之