オーケストラとマエストロ (西本幸弘)2014/07/16 13:57


 

さて今日は最終回!!
今日はオーケストラのことについて書いてみようかと思っていますが、最後にはどんな話になるのでしょう。
徒然なるままに書きます。

今月、7月の定期演奏会は指揮にマエストロ尾高さんをお招きして、シューベルトの交響曲グレートや、我らがフルーティスト芦澤さんをソリストに、フルート協奏曲等をお届けしました!!

今回は大曲にも関わらず、とても気持ちよく演奏させていただきました。
その所以は、オーケストラの演奏には欠かせない指揮者の存在!!
とてもジェントルに音楽を提示し、楽団を次へと導いてくださり、何よりプレイヤーを尊重しながら音楽の自由を与えてくださりました。
自由というのはただ自由奔放に弾くのではなく、与えられた雰囲気を感じとり、自ずと自ら音楽を創ろうとする意思が芽生えることです。
その自由をマエストロはまとめあげるのですから、すごい精神力と音楽力と人間力ですよね!!(0;)

オーケストラはただ指揮者のタクトについていくのではなく、楽団のサウンドや個性を、どうマエストロのタクトについていくようにアレンジするか、ということが大事なことだと僕は思っています。
なんだかんだ、プロの世界で演奏させていただくようになって10年くらいたちましたが、この『自由』を与えて下さる指揮者が僕は好きです。

好きだと思います。。

だろうな。。。

なはず!!!!

さて、今日714日は、仙台フィルは、栗原市でさだまさしさんとの演奏です!!
バスで皆で向かっておりますヽ(^^)


3日間ありがとうございました!!

プレイヤーとしてだけではなく、コンサート会場の客席でお会いすることがあるかもしれませんが、その時はお気軽にお声掛けくださいねー!!!!

またせんくらでお会いしましょう!!



仙台フィルハーモニー管弦楽団
コンサートマスター
西本幸弘