はじめまして・せんくら! (高橋絵里)2014/06/17 10:12


こんにちは。ソプラノの高橋絵里です。

このたび、リュート奏者の佐藤亜紀子さん(通称あっこちゃん)との共演で初せんくらを体験させていただくことになりました。
大好きなリュートの音色と共に、皆さんの前に立てること、とっても嬉しく思っています。


リュートってどういう楽器…?というのは、明日のブログ担当あっこちゃんにお任せし、今日は自己紹介をします。

現在、仙台在住の私は仙台生まれ、仙台育ちの生粋の仙台っ子。それがある日突然、オランダで人生初の一人暮らしがスタートしたのだから、びっくりです。
ルネサンス、バロックの時代の音楽を勉強したくて、びゅーんと飛んで行ってしまいました。

なぜオランダなんですか?とよく聞かれますが、私が師事したい先生がオランダ人でオランダの学校で教えていたから。
アムステルダムや、デンハーグの音楽院には「古楽科」と呼ばれる科があって、15世紀~18世紀の時代の楽器(古楽器と言います)を勉強する留学生がたくさんいます。

私はアムステルダムの古楽科の声楽部門で、それまで日本では知ることの出来なかったたくさんのことを、スポンジのようにじゅわーっと吸収し、2003年に再び仙台に帰ってきました。

それからずっと「仙台にいながらどんな活動ができるかな?」…と模索し続け、気がついたらもう10年!

リュートのあっこちゃんとは2009年に仙台で一度共演しています。写真はその時のもの。
最近は仙台にも少しずつ増えてきましたが、プロの古楽器奏者はそれほど多くなく、関東から演奏者を招いて演奏会することも多いのです。

仙台でも、もっともっと、この分野をやってみよう!と思ってくれる人が増えたらいいなあ…
という願いを抱いています。これから音楽を学びたいと思っている若い人は特に!
私たちの、ちょっとコアな世界に来てみませんか~?


次回は、私が私たちが取り組んでいる音楽のことについて書こうかと思います。
その前に、リュートのあっこちゃんのブログです。

ではまた!