「せんくら」にむけて (川畠成道)2014/06/13 09:49


2011年の震災以降、多くの被災地を訪問し、演奏と交流の機会をいただいてきた。

私の大好きな街、仙台が、少しづつ復興していくその様子を拝見して、自分ができることを今後も微力ながら続けていけたらと、決意を新たにしている。

「せんくら」で皆様にまたお目にかかれることを、心待ちにしている。



川畠成道

0歳児からのコンサート (佐々木真史)2014/06/13 09:51


皆さんはヴィオラの音色をお聴きになったことはありますか?

勿論オーケストラや、室内楽でもヴィオラの音は鳴り響いていますが、
ソロとなると中々聴く機会も無いのではないでしょうか。
ヴァイオリンやチェロと比べると華々しさは少ないかもしれませんが、
中音域の、なんとも良い音を持った楽器です。


10月5日、11時からの「0歳児からのコンサート」ではそんなヴィオラにぴったりの、心優しくなれる様な小品ばかりを集めてみました。

なかでも注目はシューマンの[おとぎの絵本」。
本来は4つの小品からなる組曲なのですが、
今回は2曲目の「いきいきと」のみ演奏します。
走る馬の蹄の音を表現した、ギャロップと呼ばれる、楽しい音楽です。
殆どの方が初めて聴かれると思いますが、きっと楽しめます。

共演してくれるのは地元仙台の素晴らしいピアニスト、高橋麻子さんです。
高橋さんとは、彼女のリサイタルで、ブラームスのヴィオラソナタ第2番を演奏して以来の共演です。
その時とても楽しく演奏できたので、ぜひまた共演したいと願っていました。
今回実現してとても嬉しいです。

高橋さんの暖かい人柄がにじみでるピアノとともに奏でる名曲の数々。
未来を担う子供たちの心にもきっと響くと願っています。
そしてその子達を見守る、お父さん、お母さんはじめ、全ての人が、心暖かくなれるコンサートに出来たら、こんな幸せはありません。

10月5日に、エルパーク仙台でお会いできますのを心から楽しみにしています。

3日間お読み頂いて有難うございました。



佐々木真史